アルコールは筋肉に悪影響!筋トレ中のお酒の上手な飲み方はあるのか

コップギリギリまで注がれているビール筋トレ

筋トレとお酒のつきあい方について深く考えたことはありますか?

「仕事も筋トレも頑張った、さあ一杯飲もう!」

「今日飲み会があるけど筋トレしたいな…あれ?筋トレ前に飲んでも問題ないのかな?まあいっか」

こんな風に全く考えてなかったり、疑問に思っても深く考えたりはしたことがないという方も少なくないと思います。実はその一杯、控えたほうが良いことの方が多いんです。

今回は、アルコールが筋肉へ与える影響と筋トレとお酒の上手な飲み方についてご紹介します。

アルコール(お酒)が筋肉へ与える影響

筋肉を作るホルモンが減、筋肉を分解するホルモンが増

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テストステロンとは筋肉が成長するために大切な成長ホルモンのことです。お酒を飲むと、このホルモンの分泌量は低下します。大量に飲酒した場合、タンパク質を合成する力が40%以上も低下するというデータがあります。

また、人間がストレスを感じた時に分泌されるホルモンであるコルチゾールは、お酒を飲むことでも分泌されます。このホルモンには筋肉を分解し、脂肪を蓄える働きがあります。

お酒を飲むと、筋肉を作るホルモンを減らし、筋肉を分解してしまうホルモンを増やすことになってしまいます。飲酒は、せっかくの筋トレが台無しになる可能性を孕んでいます。

少量ではそこまで影響はないかもしれませんが、飲みすぎは筋トレにとって深刻な影響が出ると考えらています。

カロリーが高い

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ダイエット、脂肪燃焼効果を期待して筋トレを行っている方も多いでしょう。ビールの場合100mlで40kcal程のものが一般的です。

お酒を飲むとなると、100mlで済む方はあまりいないと思います。また、糖質が多く含まれているお酒も数多くあります。飲みすぎるとかなりの高カロリーになることが分かりますね。

内臓に負担

筋トレもお酒も内蔵へ負担をかけます。後述しますが、筋トレ後に飲酒した場合、体が踏んだり蹴ったりな状況になっていしまいます。

タイミング別!飲酒が筋肉へ悪影響な理由

アルコールを飲んだときのタイミングによって、筋肉がどんな悪影響を受けるのか解説します。

筋トレ前に飲酒

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飲酒運転が禁止されているように、人はアルコールを飲むことで判断が鈍るとされています。アルコールを飲んだ後に筋トレをしてしまうと、判断が鈍ることでいつも自分がやっている以上の負荷をかけてしまうおそれがあります。

また、アルコールを飲むことで尿の排出が普段より促されます。すると、たくさんの水分が失われます。アルコールを飲んでいることでいつも以上の筋トレをし、汗を大量にかくことによって、脱水症状を起こす危険もあります。

筋トレ後に飲酒

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筋トレ後は、トレーニングの負荷により、体は大ダメージを受け、内臓へも負担がかかっている状態です。この状態から早く回復しようすることが、筋肉の成長に大切なことです。

しかし、この状態で飲酒をすると、さらに追い打ちをかけるように内臓への負担をかけることになります。毒素であるアルコールが体に入ることによって、筋肉の疲労回復よりも最優先で、毒素を排除するためアルコールを処理しようと肝臓を働かせます。肝臓にとって大きな負担になります。

さらに、疲労回復しようと頑張っていた内臓も大きな負担を強いられます。よって、内臓機能はうまく働かなくなり、体の回復が遅くなってしまいます。身体に悪いのはもちろんのことですが、せっかく行った筋トレ分の効果が発揮されません。このことから、筋トレ後のお酒は極力控えるべきです。

筋トレしててもお酒が飲みたい!おすすめのお酒の種類は?

飲むなら蒸留酒

カロリーの低いものを選びましょう。

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糖質を含むお酒(醸造酒、混成酒)…果実酒・リキュール・日本酒・ビール

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含まないお酒(蒸留酒)…ウイスキー・焼酎・ジン・ウォッカ

当たり前ですが、ジュースで割っているお酒にはそのジュースの糖質が含まれます。飲むお酒の種類に注意しましょう。

筋トレする人向け!お酒を飲むタイミング

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以上の様々な弊害から、筋トレ当日は筋トレの前後関係なく飲まないほうがよいでしょう。飲むなら、筋トレ当日を避けた前日や翌日がベターです。

当日さえ避ければ、ガバガバ飲んでいいわけではありません。もし飲むとしたら、適量、糖質の含まれていないものを意識しましょう。

アルコールとプロテインの飲み合わせは特に問題なし

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アルコールとプロテインの飲み合わせについて不安になる方も、もしかしたらいるかもしれません。しかし、一緒に飲んでも全く問題がありません。

なぜならプロテインはただのタンパク質だからです。プロテインをなんとなく薬物に似たようなもの認識しお酒との飲み合わせが悪いと思いがちですが、肉や魚とお酒を飲むことと何ら変わりがありません。

よって、プロテインがアルコールと過剰反応を起こし身の危険になる、なんてことはないので安心してください。

しかし、タンパク質を素早く吸収できることが最大のメリットであるプロテインの効果が、飲酒によって薄れることは十分に考えられます。

飲みすぎは厳禁!筋トレ中は筋肉のためにマイルドな飲酒ライフを

いくら筋トレにお酒が悪影響だとは言っても、全く飲まないというのは難しいと思います。

お酒が大好きな方、付き合いで飲まなければいけない方、いらっしゃると思います。

今回の記事を参考に、タイミングや量を調整して、良い筋トレとお酒ライフを送りましょう。

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