ラーメン。それは人々を虜にする魅惑の食べ物です。駅前には美味しいラーメン屋さんがたくさんあり、店それぞれの個性あふれるラーメンの香りやのれんの踊るような文字が私達を誘惑します。
しかし、ラーメンは高カロリーかつ栄養も偏っているということは誰でもなんとなくは分かっています。そのため、筋トレにはよくないということは容易に想像がつくでしょう。
筋トレの目的は人それぞれですが、やはり効率よく筋肉をつけたい人や脂肪を燃焼させたい方が多いと思います。
そんな方々にとっては、ラーメンは禁断の食べ物でしょう。しかし、どうしてもラーメンが食べたいときってありますよね。
なんとか筋トレを頑張っていて食事を気を付けている人でも、ラーメンをおいしく食べる方法はないのか、探ってみましょう!
そもそもラーメンのカロリーってどれくらい?
まずラーメンのカロリーを把握しましょう。
コンビニやスーパーで買えるラーメンは400~600kcalの表記を見ることが多いですが、実際の店舗で食べる美味しいラーメン達は一体どれくらいのカロリーなのでしょうか。
スタンダードなラーメンは約500kcal
Google検索で『ラーメン カロリー』といれると436kcalと出てきます。醤油ベースのスープにシンプルな具材(なると、わかめ、メンマ、チャーシュー等)の普通のラーメンだと思われます。
有名店のラーメンのカロリーは?こってりは1000kcal越え
筋トレをしているみなさんがどうしても食べたくなるラーメンはやはりこてこてのラーメンかと思います。
びっくりするようなカロリーのものもありますね。
天下一品ラーメン | こってりラーメン(並):799kcal こってりラーメン(大):1125kcal |
ラーメン二郎 | ラーメン:1371kcal ぶた入りラーメン:1581kcal ぶたダブルラーメン:1930kcal |
一蘭 | 天然とんこつラーメン:525kcal |
一風堂 | 白玉元味:652kcal 赤玉元味:706kcal |
日高屋 | 中華そば:669kcal 中華そば(大盛り):869kcal 肉そば:910kcal 汁なしラーメン:1136Kcal |
ラーメンの栄養素
天下一品ラーメンのあっさりとこってりのラーメンを比較してみましょう。(公式サイトより)
あっさり並1杯あたり(558.8g)
エネルギー:380kcal
たんぱく質:20.1g
脂質:9.5g
炭水化物:54.8g
ナトリウム:2.9g(食塩相当量)(7.5g)
こってり並1杯あたり(486.9g)
エネルギー:949kcal
たんぱく質:37.5g
脂質:66.2g
炭水化物:53.6g
ナトリウム:2.5g(食塩相当量)(6.4g)
カロリーや脂質など圧倒的に差がありますね。
どうしても食べたくなったらあっさりしたラーメンを食べて我慢しましょうと言いたいところですが、やはり食べたいのはこってりラーメンというときもあると思います。
ダイエット中のラーメンの食べ方
チートデイにごほうび!こってりラーメン
ダイエットにはチートデイを作ると効果的と言われています。チートとは騙す、欺くという意味です。上手くダイエットが進むと停滞期により痩せなくなってしまうということが起こります。これは、体重が減ったことにより、「深刻な栄養不足なのでは…?」と体が認識し、脂肪を蓄えようとするからです。
そこで、「栄養ちゃんとあるよ」と体を騙すために、カロリーを摂取します。一週間に1~2食だけ、カロリーを気にせず好きなものをお腹いっぱい食べてもいい、という食事法をします。そうすることで、効果的に体重を減らし続けることが出来ます。このタイミングを見計らってこってりラーメンを食べてしまいましょう。
一日の摂取カロリーとのバランスを見て調整する
毎日食べていたらもちろん栄養は偏ってしまいますが、我慢しすぎるとストレスになったり、筋トレが続かなかったりするでしょう。
カロリーのできるだけ少ない500kcal程度のラーメンがおすすめではありますが、二郎系のラーメンがどうしても食べたい場合は、オーバーカロリーしないように、他の食事と調整しつつ食べましょう。
ラーメンライスなども魅力的ですが、食べ過ぎてしまう可能性があるので控えましょう。
気を遣いながらではありますが、たまには息抜きにラーメンを食べても大丈夫です。
次の日からまた筋トレを頑張りましょう!筋トレに向いている食べ物はたくさんあります。