「ぽっこりお腹が気になる」
「筋力が弱さが原因の胃下垂で困っている」
「腰痛がつらい」
そんな方にはドローインというトレーニングがおすすめです。
様々なメディアで取り上げられ話題になっているため、ご存知の方も多いと思います。今回は、ドローインの効果とやり方を今一度しっかり確認しておきましょう。正しいやり方を理解して、ぽっこりお腹解消を目指しましょう!
ドローインとは
ドローイン(draw in)とは、 呼吸に合わせて、お腹を膨らませたり、へこませたりするトレーニングのことです。
筋肉には、アウターマッスル(表層筋)とインナーマッスル(深層筋)があります。その名の通り、アウターマッスルより内側にインナーマッスルが存在します。
腹筋に関していうと、アウターマッスルは腹直筋で、インナーマッスルは腹横筋や腹斜筋です。ドローインはインナーマッスルを鍛えるトレーニングです。
ドローインの効果
ドローインの詳しい効果をご紹介します。
ダイエット
ドローインはぽっこりお腹の解消に最適なトレーニングです。
しかし、ドローインだけ行えばダイエット効果があるというわけではありません!
体全体に脂肪が多い場合は、スクワットや腕立て伏せで、胸や足など、大きい筋肉を鍛えてカロリーを効率よく消費していきましょう!
それに加えてぽっこりお腹を解消するドローインを行うことで、引き締まったおなか周りにすることができます◎
胃下垂
筋力の衰えが原因で引き起こされている胃下垂の場合は、その筋肉を鍛えてあげることで改善の可能性があります。
ドローインを行うと腹横筋が鍛えられるのでおすすめです。
「胃下垂には腹筋が効く!」と聞くと、「腹筋運動をすればいいのかな?」と思う方も多いと思います。
しかし、腹筋運動で主に鍛えられるのはアウターマッスルである腹直筋のため、最適ではありません。それよりも、内臓を支えるインナーマッスルを強化するのがおすすめです!
▼胃下垂を改善する筋トレ方法
腰痛解消
腹横筋は四肢の運動を始める前に、腰を安定させるために先に収縮をする働きがあります。
腰痛持ちの方は、この体を動かす前の、腹横筋が収縮するタイミングが、腰痛を患っていない方よりも遅くなってしまっています。
そのため、腰が不安定な状態で体を動かすことで、腰椎部に負担をかけてしまうので、腰痛を引き起こします。
腹横筋を鍛えてあげることで、腰痛解消に繋がります!
ドローインのやり方
ドローインの基本のやり方と応用verのウォーキングドローインのやり方をご紹介します。
基本のドローイン
お腹やせのコツ~ドローインのやり方~【コナミメソッドまとめ】
用意するもの:タオル2枚
- 腰が反らないようにタオルをたたんで腰の下に入れ、おへその上にタオルを置く
- 仰向けの状態になり、膝を立てる かかとの位置は遠すぎないように足は腰幅に開いて、手のひらは上向きに!
- 4カウントでゆっくり息を吐きながらお腹をへこませる
- 4カウントでゆっくり息を吸いながらお腹を膨らませていく
5回×2セット。最初は無理をせずに、慣れたら増やしていきましょう。
POINT
- 上半身に力が入らないように
- お腹以外に力が入って足を閉じないように
- お腹の上のタオルを見ながら行うと意識しやすい
ウォーキングドローイン
背筋を伸ばし胸を張って、正しい姿勢でのウォーキングに加えてドローインを行うと、よりダイエットに効果的と言われています。
寝転んでいるときなど静止した時よりも、歩きながらの方が、お腹周りの筋肉に刺激を与えられるためです。
隙間時間に出来るドローインを積み重ねよう
簡単なお腹のトレーニング「ドローイン」を紹介しました。
お腹を膨らませたりへこませたりするだけの簡単なトレーニングでこんなにもたくさんの効果があることがお分かりいただけたかと思います。
ドローインは通勤通学の徒歩中や寝る前の数分など隙間時間に出来るのが何よりも良いところ。隙間時間を有効活用して、ぽっこりおなかから脱却しましょう!
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