筋肉を強化したい場合には、負荷をしっかりと目的とする筋肉にヒットさせることが何よりも重要です。
トレーニングのフォームが身に着いてきたら重量を増やし、トレーニングギアを賢く活用してみましょう。
トレーニングが効率よく進むだけでなく、モチベーションもアップします。
今回は、ロウイングなどのプル種目からプレスなどのプッシュ種目まで幅広く活用でき、初心者の方でも取り入れやすい「パワーグリップ」についてご説明します。
パワーグリップとは?
パワーグリップとは、マジックテープで手首に装着するタイプのトレーニングギアです。
パワーグリップはリストストラップ等に比べて装着が比較的簡単なので、初心者の方やトレーニングを素早く行いたい方に使いやすいトレーニングギアともいえます。
パワーグリップの効果
パワーグリップを使用する効果としては、ロウイングなどのプル種目であれば握力を補うことができるので、より高重量を扱うことができるようになります。
プレスなどのプッシュ種目では手のひらの保護や、汗による滑りを防止する効果もあります。
また、装着が簡単なためセット間を短縮できるので、心肺機能を高めるようなトレーニングセットを組むことも可能です。
パワーグリップの使い方・巻き方
まずはマジックテープでパワーグリップを手首に固定します。
そして、手のひらを覆うように存在する「ベロ」と呼ばれる部分を、使用するバーベルやダンベルに巻き込んで使います。
手首のサイズにフィットするものを選ばないと安全性が著しく低下しますので、できれば一度試着をすると良いですね。
パワーグリップは懸垂やデッドリフト、ベンチプレスに
パワーグリップが特に効果を発揮するのが、懸垂やデットリフトなどの引く動作を含むトレーニングです。
これらの種目は背中にヒットさせることを目的とした種目なのですが、重量が重たくなると背中よりも先に前腕が疲れてしまい、思ったトレーニング効果を得られないこともあります。
パワーグリップを装着することで握力を補うことができ、より高重量にチャレンジすることが可能となります。
ベンチプレスでは、重さが増えるとバーベルの表面で手のひらに傷がついてしまったり、汗によって滑り危険なこともあります。
そんな時にもパワーグリップを活用すると、スムーズにトレーニングを進めることができますよ。
ただし、200kg以上の重量になるとマジックテープがはがれやすくなってしまいますので、その場合には他のトレーニングギアを活用すると良いでしょう。
パワーグリップのサイズとタイプの違い
現在パワーグリップはさまざまなメーカーから販売されていますが、素材もナイロン製のものから革製のもの、ベロの長さや大きさも微妙に異なります。
大きさは自分の手のサイズに合わせる必要があり、長さはバーベルを主として利用する人は少し短めでも問題ないようですが、ダンベルを利用する場合にはベロが短いとパワーグリップの利点を感じにくくなりますので注意してみましょう。
また、ナイロン製は洗濯が可能ですが革製は洗濯ができません。
ですが代わりに強度は革製の方が高いので、どの程度のトレーニングを行っているかで考えると良いですね。
ゴールドジムのパワーグリップがおすすめな理由
ゴールドジムのパワーグリップは、手首の装着部は人間工学に基づいたデザインとなっているため負担がかかりにくい特徴があります。
また、ベロの部分は革でできているために使い込むほどに手のひらに馴染み、より自分の手に合った形に変化します。
また、ゴールドジムのパワーグリップには「パワーグリップ」と「パワーグリッププロ」の2種類が存在します。
プロの方がベロ部分が長い特徴があります。自分の手のひらのサイズや行いたいトレーニングの種類によってチョイスしてみてくださいね。
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