筋トレ後の筋肉痛がしんどくて、つい筋トレを継続せずにサボってしまう…。
そんな方も少なくないはず。今回はアイシングを中心とした、筋肉痛の素早い治し方や効果的な予防法をご紹介します。
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筋肉痛の原因は?
http://centralchiro.ca/low-back-pain
かつては筋肉にたまった乳酸が原因とされてきましたが、現在では運動によってダメージを受けたことによる炎症と考えられるようになっています。
筋肉を構成する筋繊維には痛覚がありませんが、損傷部分を修復しようと白血球が集まることで、「発痛物質」が分泌されて痛みを引き起こすのです。
すべての動きで筋肉がダメージを受けるわけではありません。筋肉が引き伸ばされた状態で負荷がかかると傷みやすくなるのです。
筋肉痛の予防方法はアイシング
筋トレだけでなく、階段を降りる時、重い荷物を下ろす時も筋肉が伸びて負荷のかかりやすい状態になります。
そこで、しっかりストレッチをして筋肉痛予防することが重要になるのです。また、筋トレや作業後は、アイシングによって素早く炎症を抑えることが大切です。
筋トレ後のアイシングの方法
運動後できるだけ早いタイミングでアイシングをするのが望ましいでしょう。
筋肉の炎症は徐々に周囲へ広がっていくため、処置が遅れると傷めていない周囲の筋肉にまで影響を及ぼしてしまうからです。
よく野球のピッチャーがしているような専用のアイシングパックでもいいですし、タオルに包んだ保冷剤でもかまいません。氷や保冷剤が肌に直接触れないように注意しましょう。
筋トレ後のアイシングの必要時間目安は10〜20分
疲労回復に用いるアイシングの場合、めやすは10~20分。時間には個人差があります。アイシングした場所の感覚がなくなってきたら止めるタイミングです。
スポーツジムの場合、アイシングの代わりにすぐプールに入っても同様の効果が得られます。
アイシングをしても筋肉痛になったら
ストレッチやアイシングをしても筋肉痛が起こってしまったら、発痛物質を早く散らすため、お風呂に入って全身の血行をうながします。
また、傷んだ筋肉を回復させるためにしっかりと睡眠、栄養(アミノ酸や各種ビタミン)をとりましょう。
筋トレ後のアイシングまとめ
- 筋肉痛は乳酸のせいではなく、筋肉の炎症。
- 予防にはストレッチとアイシングが大切。
- アイシングのめやすは10~20分。プールでも代用可。
- 筋肉痛が起こったら栄養補給と睡眠をしっかりと。
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