腕相撲といえば、手軽に人と力比べができる。多くの人が友達と腕相撲をしたことがあるだろう。男なら腕相撲で勝ちたい!!そんな風に思うだろう。
実は、ただ腕力が強い人が腕相撲で勝つというわけではない。テコの原理のようなテクニックを使うことで、自分よりも腕力が強い人にも勝つことができる。
腕相撲の面白さは、パワーだけでなく、テクニックも重要なことである。
トレーニングをしている人には、ベンチプレスの挙上重量などや握力の強さで力比べをする人も多いと思う。ただ、ベンチプレスや握力はパワーアップにそれなりの時間がかかる。
しかし、腕相撲は、テクニックを磨けば、自分よりもパワーのある人に勝つことも可能である。相手が、腕相撲のことを知らない者であればなおさらである。
そこで今回は、基礎編として、腕相撲が強くなるために必要なトレーニングを伝授しよう。
腕相撲に使う筋肉
- 上腕二頭筋
- 前腕屈筋群
- 大胸筋
- 背筋
- 下半身
一見すると、腕相撲は腕力の強さが勝敗を分けると思われがちであるが、実はこんなにも多くの筋肉を使っている。使う筋肉を意識してトレーニングを積むことで、より力を発揮することができる。
腕相撲が強くなるためのトレーニング方法
腕相撲が強くなるための筋トレ方法をご紹介します。
上腕二頭筋の鍛え方:ダンベルハンマーカール
通常のアームカールよりもより腕相撲の動きに近いトレーニングなので、実践的なトレーニングをすることができる。
ダンベルを挙げる時に手首を回外(親指が外側を向くようにねじる)することがコツ。
前腕屈筋群の鍛え方:リストカール
- 手首を天井に向け、ベンチなどの上に手首がはみ出るように置く
- ダンベルが上下するように動かす
強く握り込まないことがコツです。
▼リストカールの詳しいやり方
ラジアルフレクションとウルナフレクションでさらに鍛えよう!
器具を使わずに自重で鍛える方法
例えダンベルなどの器具がなくても、腕相撲に必要な筋肉を鍛えることができる。器具がない場合や、ジムに行く機会がない人でも、まずはこういったトレーングからならば、鍛えることができる。
広背筋の鍛え方:懸垂
背中の筋肉を鍛えることで、相手の腕を引き倒すことができる!
腕相撲で勝つためにはとても重要な筋肉である。
ポイントは、広背筋は大きな筋肉であるために、懸垂をする時に手の幅や、グリップの握り方を変えることで、それぞれ異なった刺激を筋肉に入れることができる!!
大胸筋の鍛え方:腕立て伏せ
手の幅を狭くして行う腕立て伏せ(ナロープッシュアップ)ならば、大胸筋を鍛えるだけでなく、上腕三頭筋(二の腕)まで鍛えることができる!!
腕立て伏せは、大胸筋、上腕三頭筋、肩の三角筋と腕相撲に必要な筋肉を効率的に鍛えることのできる必須種目である。