どう考えてもヘルシーそうには見えず、ダイエット中には自然と避けなきゃいけないなという雰囲気を醸し出しているお寿司。
その予想は的中で正直言って、食べなくて済むなら食べない方が良いです。
今回はまずダイエット中のお寿司が太ってしまう理由を知ってもらおうと思います。
そこで「なるほど。ダイエットは絶対成功させたいから食べるのはやめておこう」と思えれば何の問題もありません。
しかし、「それでも食べたい」「食べなければいけない機会がある」方も当然いらっしゃいますよね。
そこで、ダイエット中に太らず寿司を食べる方法も合わせてご紹介していきます!
ダイエットに寿司を食べると太る理由
高カロリーだから
寿司のカロリー(kcal) | |
まぐろ(赤身) | 49 |
まぐろ(づけ) | 52 |
中トロ | 80 |
大トロ | 89 |
かんぱち | 65 |
エンガワ(カレイ) | 125 |
たい | 41 |
ほたて | 34 |
活たこ | 41 |
いか | 44 |
こはだ | 47 |
あじ | 48 |
サーモン | 82 |
玉子 | 85 |
ねぎとろ | 63 |
あん肝 | 96 |
いくら | 40 |
うに | 51 |
※データ参考:美登利寿司 成分表
定番メニューの大トロ・中トロ・サーモン・玉子はあのひと口で80kcalを超えてしまいます。エンガワにいたっては125kcal!!
比較的カロリーが低いものを見ても安心は出来ません。好きなものは2皿頼むこともあります。いくらが好きで2皿頼んでいたらそれだけで160kcal。
にぎり寿司1つ食べるだけでこんなに…?今まで気にせず食べていたけど一体何kcalだったんだろう…と恐ろしくなるくらいのカロリーです。
食べ過ぎるから
回転寿司でも回らないお寿司でも食べられる量は決まっていません。注文すればいくらでも食べられてしまいます。
お寿司屋さんに行くとあれもこれも食べたいとかなり満腹になるまで食べてしまいませんか?
普段ならご飯茶碗1杯で済むのに2杯3杯くらいの量になってしまい、ダイエット中の1食分にしてはかなり多いカロリーを摂取してしまうことになるのです。
高GIだから
美味しい鮮魚とシャリの組み合わせが絶妙に美味しいお寿司。
シャリだけ残すなんていう非情な食べ方も聞いたことがありますがとんでもないですよね。「お刺身食え」って感じです。
そんなシャリ=白米はやはり太りやすい食べ物。避けたくなる気持ちはわからなくもないです。高カロリーなのももちろんですし、高GIという太りやすい要素も抱えています。
GI値とは、食べてから血糖値が上昇するスピードを測ったもの。急上昇すればするほど高GIで太りやすいのです。シャリと鮮魚を一緒に食べるお寿司も当然、高GI食品です。
ダイエット中に太らず好きな寿司を食べる方法
何貫or何皿まで食べるか最初に決める
自分の1日の目標摂取カロリーに合わせて食べる量をあらかじめ決めておきましょう。
ダイエット中の目標摂取カロリーが1500kcalなら500kcal未満に抑えたいところです。他の食事を控えめにするとしても700kcal程度でしょうか。
考える基準になるのはお米の量。ダイエット中なら、ご飯茶碗1杯以上食べると普段の食事よりも明らかに食べすぎですよね。
お寿司のシャリ1つのカロリーは30kcalほど、ご飯茶碗1杯で250kcalほどです。
1皿(にぎり寿司2個60kcal)×5皿で300kcalほどなので、ダイエット中にも食べられるお寿司の量は基本的には5皿(にぎり10個)程度です。
そうすることで、カロリーオーバー&糖質オーバーにならないので太らずにお寿司を食べることができます。
お寿司の前にサラダを食べておく
GI値による影響も抑えたい方は、お寿司を食べる前にサラダを食べておくなどの工夫も必要です。
1人の時やダイエット中だと宣言している仲の人とお寿司屋さんに行く時は挑戦しやすいですよね。
仕事の都合で行かなければならないなど、気を遣う相手の場合はお店に行く前に食べておく方がベターです。
ダイエット中の目標摂取カロリーがまだ決まっていない方はこちらの記事でチェックしてみてください!
お寿司を食べる順番は?
血糖値の急上昇を抑えて太りづらくする「食べ順ダイエット」は有名ですよね!
寿司ネタによって食べる順番を気にした方がいいのか気になっちゃいます。例えば、青魚を先に食べてトロは最後にするとか。
寿司ネタのGI値はどれもほぼ同じで30〜40の低GI値で、一緒に食べるシャリは84なので高GIです。
そのため、どのお寿司を食べても結局高GIというわけです。
つまり血糖値の上昇を防ぎたい場合には、寿司ネタを食べる順番はあまり気にする必要がありません。食前にサラダを食べておくのが1番効果的です。
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