綺麗になりたい女性が飲んでいるこぞってプロテイン。
「飲んでみようかな?」と思ったときにまず知りたいプロテイン効果と飲み方の詳しい情報をお届けします。
プロテインとは?
そもそもプロテインとはどういったものなのか、今一度おさらいしておきましょう!
簡単にいうと、プロテインはタンパク質のサプリ。タンパク質が補給出来る粉末状の製品のことで、水や牛乳などに溶かして飲みます。
プロテイン(protein)という言葉自体はただ「タンパク質」という意味なのですが、日本ではプロテインといえば、この製品全般のことを指します。
英語では粉末は「プロテインパウダー」、水に溶かした状態のものは「プロテインドリンク」だったり「プロテインシェイク」などと呼ばれています。
飲む主な目的は、以下の2つです。
- 食べ物で摂りきれないタンパク質を補う目的
- 筋トレ前後にスピーディーにタンパク質を補給する目的
プロテインの女性に嬉しい効果
プロテインの女性に嬉しい効果は主に2つ!
- ダイエット効果
- 美髪美肌になれる
- 健康の維持
詳しく紹介していきます。
ダイエット効果
ダイエット中にプロテインを活用すると、
- 筋肉量をキープして綺麗に痩せる
- 食欲を抑えられる
こんなに嬉しい効果があります。
筋肉量をキープして綺麗に痩せる
実は、体脂肪を減らすとどうしても筋肉が減ってしまいます。
筋肉量が減りすぎると、
- 痩せにくく太りやすい体質になる
(リバウンドしやすくなる) - スタイルが微妙になる
(お尻やバストが垂れたり、全体的に締まりのないたるんだ印象に)
ダイエットしてる人にとってこんなデメリットがあります。
そのため、ダイエット中は脂肪を減らす工夫と、なるべく筋肉を減らさない工夫が必要です。
プロテインで筋肉の栄養を補給しながらダイエットをすると、筋肉が減りすぎるのを防いで綺麗に痩せられます。
食欲を抑えられる
プロテインには、ダイエットに効果的なカゼインプロテインやソイプロテインなどの腹持ちの良いプロテインがあります。
吸収がゆっくりなため、空腹感を感じづらく、食欲を抑えて食べ過ぎを防止することが出来ます。
1食置き換えたり、今まで食べていたおやつの代わりにするなどして活用すると、ダイエットが成功しやすいです。
▼プロテインダイエットについて詳しくはこちら
美髪美肌になれるから美容効果も
プロテインを飲むことで、今より美髪美肌になれることも。タンパク質は筋肉だけでなく、髪や肌、爪の栄養にもなるからです。
ダイエット女子にとっては、綺麗に痩せるだけでなく美容効果も得られるなんてとても嬉しいですよね。
また、特にダイエットや筋トレをしていない女性が美容目的で飲むのもおすすめ。タンパク質が不足しがちな食生活を送っている人は、プロテインで足りない分を補うことで、肌や髪のトラブルが改善し綺麗になれるかもしれません。
健康の維持
タンパク質は三大栄養素(残り2つは脂質と糖質)の1つで、健康維持に大切な栄養素です。1日体重×1g(50kgなら50g)の量が必要と言われていて、偏った食生活や少食の方は不足しがちです。
例えばこんな食生活です。
- パスタや丼ものだけで1食を済ませている
- ダイエットのため野菜中心の食事にしている
- 少食で食べる量が少ない
- 肉または魚全般が苦手で滅多に食べない
食べ物から摂るのが大切なのでもちろん積極的に肉・魚・卵・豆腐などを食べるようにしていただきたいのですが、1日に必要な量を全て食べ物で摂るのは結構大変。
そこでプロテインを上手に活用して、足りない分を補うのがおすすめというわけです。ドリンクを飲むだけなので、食欲がないときにも手軽に補給できて便利です。
女性向けプロテインの飲み方
プロテインは基本的に水や牛乳に溶かして飲みます。
水分と粉が上手く混ざらないとダマができてしまい、飲みづらく美味しくありません。そのため、プロテインシェイカーでシャカシャカと振ってきちんと溶かして飲むのがおすすめです。シェイカーの底で粉が固まりやすいので、振ったらすぐに飲みましょう。
水分の量はお好みでOKです。あまり水分を多くすると1度に飲み切るのが大変なので、やや少なめにするのがおすすめです。
ここからは女性向けのプロテインの飲み方で特に気になる「飲むタイミング」と「飲む量」についてご紹介します。
飲む タイミング | 飲む量 | 種類 | |
筋肉 アップ | 運動後 30分以内 | 1食分 (20〜30g) | ホエイプロテイン [迅速な栄養補給] |
ダイエット | 1食置き換え | 1食分 (20〜30g) | カゼインプロテイン ソイプロテイン [腹持ちが良い] |
おやつ代わり | 10〜15g | ||
美容 | 食事前後 | 1食分 (20〜30g) | ソイプロテイン [美容向け製品が多い] |
おやつ代わり | 10〜15g | ||
健康維持 | 食事前後 | 1食分 (20〜30g) | ホエイプロテイン |
詳しくはプロテインを購入した際の説明欄に記載があるので、それに従って飲むようにしてください。
▼ 女性向けにおすすめのプロテイン特集
女性が気になるプロテインのQ&A
最後に女性が気になるプロテインに関するQ&Aをお届けします。
プロテインを飲むと太る?
体脂肪を減らしたくてダイエットをしている女性が、適切な量のプロテインを飲んで太ることはありません。
ただし、必要以上に飲むと太ります。ご飯や間食でたくさん食べて、さらにプロテインを飲んでいるとカロリーオーバーで太ります。また、1日に必要な分以上のプロテインを飲めばこれもカロリーオーバーして太ってしまうでしょう。
これを防いで正しくダイエットをするには、毎日食べたものを記録するカロリー計算をすることをおすすめします。
▼プロテインを飲んで太ろうとしている人はどういうこと?
痩せている人が太るためにプロテインを飲んでいると聞いたことがある人は「え?プロテインは飲むと太るの?」と思ってしまうかもしれません。
しかし、プロテイン自体に特別太りやすい要素はありません。
痩せていて少食の女性は、食事からのタンパク質摂取量が少ない&全体的にエネルギー不足の可能性があります。そんな方が太ろうとしたとき、急にいつもより多くの肉や魚を食べようとしたら辛いのが想像できますよね。
ドリンクとして飲めるプロテインは、お肉や魚を無理に大量に食べることなく、タンパク質を補給できます。よって、効率的に栄養とエネルギーが補給できて、健康的に体重増加が見込めます。
つまり、痩せている人が太ろうとして飲むプロテインは、太りやすい作用があるからではなく、「もともと足りない栄養を気軽に補給するため」という目的で飲まれています。
プロテインに副作用はある?
プロテインが体質に合わない方や乳糖不耐症(牛乳を飲んでお腹を壊す体質)の方などは、プロテインを飲むと下痢になることがあります。
また、腸内細菌の乱れることによって、下痢や便秘になったり、おならが増えることも。
体質に合うか心配な方は、まず少量から試すことをおすすめします。
また、過剰摂取すると肝臓に負担がかかり健康によくありません。製品の説明に書いてある1食分を守って飲むようにしましょう。
※ちなみにプロテインは薬ではないので、プロテインを飲んでから起きる作用は「副作用」とは言いません。
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